2016/07/16 15:49

ウチは嫁さんと二人きりのお店ですし、嫁さんの実家も両親ともに鬼籍に入り、
実家はがらーんと空き家状態、もはや縁のない言葉です。

でも、親父の時代には楽しみにしていた言葉だったそうです。

ウチの親父が生まれる数か月前に親父の父親って人は亡くなっていて、
戸籍上は父無し子ということになってたようです。
大正時代のことですから、祖母もそれなりに苦労して育てていたようですが、
一時は養子に出されて名字も変わっていました。
その時代の友人が遊びに来たときは昔の名前で呼んでいたので、
不思議な感じでした。

ま、そんなこんなで、今風に言えば中卒で大阪の酒屋さんに奉公に。
いろいろオモシロイ話もあったようですが、
やっぱ盆・正月の藪入りでの休みが楽しみだったそうです。

どんどん増えていく祝祭日に土曜日曜の休み、有給休暇、
親父の時代には想像もつかなかったでしょうね。
地獄の鬼さえ仕事を休むこの日が昔々の労働者の休日、
そりゃぁ楽しみにしてたのも無理がないですね。
でも、今じゃ平日だって休みみたいなもので、
それはそれで新しい地獄かも・・・・
お後がよろしいようで。<m(__)m>