2016/04/09 09:14


 始まりは永年のお客様宅へお米を届けに行ったときのこと。
「こんなお金が出てきたけど、これで支払してもええかなぁ」
懐かしい板垣退助と岩倉具視。銀行で両替できるけど、趣味の人がおったら
喜ぶかもしれへんなと思っていただいてきました。
 で翌日。
 旧紙幣を喜んでくれた友人が、
ベビーホタテのストラップをたくさん持ってきてくれました。
3.11大震災を乗り越えてきた漁師さんの手作りなら縁起もエエから、
他のお客様にあげようと店に置いていたら・・・
  「年金支給日の受け取りのことでご相談
    があるんですけど」
 香川銀行善通寺支店長の登場です。
  (オレ、年金もうちょい
   先やのになぁ・・・)
 さすがは支店長。
私の懸念を察して、早速要件をおっしゃってくれました。

  年金受け取りのお客様へのお礼の品は、
  本店で一括契約の商品としてナショナルブランドのものが用意されているけど、
  それでは、地元の事業者への応援にならない。
  そこで、支店の裁量で地域の業者を応援する意味で、
  限られた予算の中ではあるけど、
  提供してくれる商品を探しているところです。

「森江さん、年配の方に喜んでいただける商品をご提案いただけないでしょうか」
 
 板垣退助の効果か、三陸ホタテのおかげだったのかわかりませんが、
おからカリント豆入り米ポンの大量注文をいただきました。
気合と真心こめて納品しましたので、ご賞味ください。
 あとは、お客様が喜んでくれることを祈るのみです。